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feed 生活・介護支援サポーター養成講座 (2018-10-18 12:12:55)

おはようございます。
(*'ω'*)パチクリ?


10月24日は

生活・介護支援サポーター養成講座

でした。

社会福祉協議会が中津小学校で開催した
講座で、

講師は

西条市の教育委員会 人権教育課
課長 近藤 誠

さんをお招きして開かれました。


開催前の様子です。
社会福祉協議会の職員さんは中津の住民が
どれだけ来てくれるか
不安そうでしたが、、、


開催前からこの活気です。

この後もどんどん人数が増えて、
想定人数を遥かに超えて机が
足りなくなり、資料も足りなくなりました。


渡部さんが中津の活気とパワーに圧倒されていました
(・∀・)


近藤講師です。
この後全員が

近藤講師の話術に引き込まれることに
なります。。。

本当に凄い講座でした。

本当に凄かった!


大事なことなので2回言っておきます
(´・ω・`)



渡部さんの挨拶からはじまり、



講座がいよいよはじまりました。

話の内容が素晴らしかったので、
特に気になったところを
簡潔に説明したいと思います。


まず認知症にはいろんな種類がありますが、
共通して
安心感 安定感 快(喜の感情) 

が脳にとっても、認知症にとっても良いらしく。

症状の進行を抑えたり改善が見られたりするようです。

逆にストレスを与えるとよくないそうで、

不安感 混乱 不快

な気分になると症状は進行しやすくなりますし、
問題行動もたくさん出てしまいます。

認知症に対する理解として、

例えば、

夜ごはん何食べた?

と聞くとします。

すると、、、

そんなええもん食べとらんよ

とごまかしたり、

何食べたか覚えとらん
(´・ω・`)

と、正直に言う人もいます。

どちらの人も共通していることは、

昨日の夜ごはんは何を食べましたか?

という問いを理解して質問にしっかり答えている
ということです。

回答に個性は出ますが、
共通してしっかり返事ができているということ。

このやり取りのときに、

どうせ覚えとらんやろ?

と茶化したり、

どうせ覚えとらんから聞いても無駄じゃ?

と突き放してはいけません。

問いに対してしっかり回答ができる人は、


食べた夜ごはんは覚えてなくても

馬鹿にされたことは認識できる。

ということです。

それは認知症の方に不安感を与え、不快にさせる行為であり、
時によっては混乱も招きます。

そうすると認知症はどんどん進行していきますね。

こんな話もありました。


認知症で自分がどこにいるのかわからなく
なる症状があります。

あれは場所がわからなくなっているのであって、

徘徊してはいけないということが

わかっていないわけではないということです。


いろんな人に迷惑がかかるから徘徊するな!

って言いたくもなるでしょうが、

これは自分の場所がわからなくなって不安から
混乱を招いてなんとかしようと
切実に懸命に動いています。




先生が具体的に説明してくれました。


まずは、、、


右手と左手をそれぞれグーとチョキにしてください。


それで

はい!
と言ったらそのグーとチョキを左右で逆にしてください。


これは

2動作です。
簡単ですね。


それでも手をパーとしてしまったり
上手くできない人も数名いて、、、、



次は今の動作の中に手前と奥に手を突き出して
交互にやってくださいと言いました。

動作しながら覚えないでくださいね!!

先生の動きをよく見て覚えてくださいね。


と言いました。


2動作でもできない人いたけど、
みんな大丈夫ですか?

と心配そうに先生は言いました。


そのあと先生がもう一回動作の説明をはじめました。

手前で左右の手でグー チョキ

はい!の合図で手を前に突き出してグーチョキを左右で
入れ替えて!


はい!みんな!

動作で覚えない!!!!!!!


と先生が言いました。


そう!
先生は事前に

動作をして覚えないで!と確かに言いました。


最初聞いたときは僕もみんなも認識してました。


でもしてはいけないと聞いていたのに、

ほぼ全員が

先生の動作を覚えようと必死で動作をして真似して
覚えようとしていました。


これは先生が敢えてみんなに

不安感

を与えて、
それでみんながついしてはいけないと
言われていたことをしてしまったということです。


認知症で徘徊してしまう人も、
徘徊してはいけないということより、

自分がどこにいるのかわからなくて

なんとかしようと必死で徘徊しているんです
(´・ω・`)

すべてに当てはまるわけではないですが、


認知症の人は何もわからないわけではない。
負の感情。。。

馬鹿にされたり無視されたりしたことはわかる。

それを不快に感じてストレスを抱える。
それにより症状が進行する。

それと、
問題行動を起こしているのには理由があって、
悪気はない。

不安感から混乱を招いて起こしている
行動もある。

ということです。

健常者でも不安を煽られてしまえば

やってはいけないこともついやってしまう。

ということは先生が実際にやってみせてくれました。


とても勉強になった良い講座だったと思いました。

近藤誠先生の出版した本も紹介しておきます。

家族よ、ボケと闘うな!

実際に講座を聞いたあとに会場で購入していた
人もいました。


次回のサポーター養成講座は。。。

11月1日 18時30分?

です。
とても為になる講座でしたので、
引き続き参加してくださいますよう
よろしくお願いいたします。


普段あまり会えない人にも会えたし、
またたくさん人が集まると嬉しいな?
(*´ω`)フフフ




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